Crafts

2008.09.03

超小型衛星キット

Text by kanai

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ずっと前のことだけど、ボクはMondo 2000とThe Millennium Whole Earth Catalogにマイクロサットの記事を書いた。それは基本的に自家製の空飛ぶPCと無線のセットで、宇宙船をヒッチハイクして打ち上げるというものなんだけど、本当にそれをキッチンのテーブルの上で作って、オーブンで部品を焼いた(つまり硬化させた)人の話を聞いてびっくりした。その衛星はロシアの宇宙船のハッチから投げ出されることになっている。自宅の地下室でホンモノの宇宙航空企業の専門家に見せかけるための資料を作って交渉をしたとか。何から何まで驚きのパイオニアだ。
マイクロサット運動は今でも健在だった。それどころか、この粋なCubeSat Kitを買って MSP430チップセットを使ったシステムを作るこもできるようになった。このキットを買うだけでもかなり楽しそうだけど、これを使ってどんな”楽しみ”を追求するかが問題だ。6,000ドルというお値段だけど、これはホンモノのスペースクラフトなのだ。
Begin your CubeSat Mission with the CubeSat Kit[ladyada’s ranting(英語)より]
– Gareth Branwyn
訳者から:打ち上げはロシアかアメリカの宇宙船を使うそうで、費用は10万ドルから50万ドル(約1,000万円から5,000万円)。まあ、そのくらいはするよね。
原文