2009.10.05
私が死んだら鉛筆に……
Nadine Jarvisの “Carbon copies”… ちょっと気持ち悪いけど、賢いアイデアだ。
人の遺灰から作った鉛筆です。標準的な体格の人の遺灰からは240本の鉛筆が作れます。人が一生のうちに使う鉛筆の量に相当します。鉛筆には亡くなった方の名前が1本ずつ箔押しされます。一度に取り出せる鉛筆は1本だけです。鉛筆の削りかすは箱に戻されます。鉛筆が削れた分だけ、かすが溜まります。ずっと使っていると、箱の中は削りかすで一杯になります。これが新たな遺灰となり、ケースはそのまま骨壺となります。窓には鉛筆の残り本数が示されるので、時の経過がわかるようになっています。
訳者から:なんか、やっぱり気持ちわりー。英語版のコメントには「間違ってる!」と抗議する人あり、楽しいという人ありでさまざま。これを是とするかどうかは、宗教的な観念によるよね。
– Phillip Torrone
[原文]