Fabrication

2010.03.25

Firefly Workshop ー 整理整頓のお手本工房

Text by kanai

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ごちゃごちゃに散らかった工房も好きだけど、美しい工房は、自分の工房を整頓しなければならないときの参考になるから有り難い。CraigとCindy Smithの工房は、Firefly Workshop(ホタル工房)と名付けられ、粋な仕掛けもある。あの宇宙船みたいなのとウォーリーの目みたいのは、何なんだ?

私は「環境オタク」じゃないけど、工房の整頓には、いろいろなスクラップが使われている。メインの作業台は、材木置場の放出品として売られていた傷ありのカウンタートップ用木材だ。棚の多くは、余った半端木材の山から作ったものだ。金属製の棚は、捨てられようとしていたものだが、それを横に並べて天板を乗せて、背の低い棚に作り変えた。階段の下の戸棚は開けることができなかった。おまけに、地下室にはよく水が出て、カビが生えないように水を抜くのが大変だった。そこで、床から離して物を保管できるように引き出し式の収納棚を作り、換気扇を付けて湿気がこもらないようにした。これで、乾燥した、安全で、使い安い場所になったのだ。
ペグボードは素人が使うものだ。裏に枠を付けて、値段の高いフックを付けてと、あんなものは買うのも使うのもゴメンだ。余った合板に木ネジや釘を打ち付けるだけで簡単に作れる。自由度も高いし、何と言ってもぜんぜん安い。私のネジ回しのホルダーは、22インチ(約56センチ)の1×3材に一列に穴を開けたものを、3インチの木ネジでボードに留めただけのものだ。
電動工具は、普通の棚に置くと場所をとるし、コードが絡むから、ドリルを取ろうとすると、他の2つの電動工具が棚から落ちる。そこで私は、合板の端切れを使って、外のガレージに小さく区切った電動工具専用の収納棚を作った。

みんなが工具の整理整頓にどんな工夫をしているか、教えてほしい。コメントに書くか、メールや写真をjohnb@makezine.comまで送ってくれ。
– John Baichtal
原文