2010.03.29
オープンソース洗濯機プロジェクト
オープンソース洗濯機プロジェクト(oswash)は、経済、社会、文化、環境といった視点から洗濯の方法について考え直すことを趣旨としています。地球上のほとんどの人、とくに女性は、貧困、劣悪な衛生状態、水とエネルギーの不足などの要因により、過酷な状況下で洗濯をしています。
oswashプロジェクトは、気候や社会環境に対応して、いろいろな技術を開発しようと考えている。たとえば、清潔な水は豊富にあるが日照が足りない地域もあれば、反対に、水のリサイクルが最重要課題である地域もある。問題は、我々の感覚では安価なシステム(たとえば、freeduinoベースのコントローラーを使うとか)でも、本当にこうしたdiy洗濯機が必要とされる地域では、まだまだコストが高すぎるという点だ。[openmaterials より]
– John Baichtal
訳者から:女性たちが過酷な状況で洗濯をしている社会では、社会生活全体が過酷なわけで、洗濯機を導入して女性たちの負担を減らすことを社会全体、とくに洗濯をさせている男たちが、本気で考えるかどうかも問題だろうね。でも、素晴らしい試みだね。
[原文]