2010.04.08
AVRSimon Game Kit ー Parallaxがオープンソースハードウェア製品を発売
大ニュースだ。ParallaxはMakeで販売していたキットをベースにJoe Grandが開発したオープンソースハードウェアキット、AVRSimon Game Kitを発売した。「このキットの内容すべてがクリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 3.0ライセンスによって公開される(http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)。しかもAVRだ。チップオタクなら、ここは注目だろう。
このキットはハンダ付けが必要です。AVRSimonは、1978 年にMilton Bradleyから発売された、音と光のパターンを記憶するUFO型のゲーム「サイモン」を元にした、自分で作るゲームキットです。Grand Idea Studioが開発したAVRSimonは、電子回路とハンダ付けの学習に最適です。また、スイッチの入力をリードしたり、LEDを点滅させたり、音を出したりといったマイクロコントローラーの基本的な機能も学べます。プログラムは自由に書き換えが可能なので、ゲームを作り変えたり、新しいコードをロードしてまったく別のゲームを遊ぶこともできます。
AVRSimonは、高品質なプリント基板に回路を組むようになっています。マイクロコントローラーにはプログラムがあらかじめロードされています。あなたの職人技が冴えるよう、最高の部品を揃えました。あなたご自身で用意いただくものは、ハンダごて、ハンダ、ニッパー、CR2032ボタン電池(コンビニで普通に売られています)だけです。
Parallaxは、ソースや回路図の公開で長い歴史を持つが、これはオープンソースハードウェアの初めてのキットとなる。
日本語版編集から:Parallaxの創業者であるChip Graceyに関しては、Make日本語版 Vol.03(90ページ)で紹介しています。
– Phillip Torrone
[原文]