2010.07.27
第1回電書フリマ
7月17日に渋谷で行われた第1回電書フリマに参加して、「こんな電子書籍の買い方も楽しい」と思いました。まず、その仕組みをカンタンにまとめておきましょう。
1. 電書フリマで電子書籍(電書)を買いたい人は、あらかじめWeb経由でメールアドレスと名前を登録し、電書ナンバーを手に入れます。必須ではないのですが、この番号を持っていると買い物がスムーズ。
2. フリマ会場でリストを見て、欲しい電書を選びます。今回は60作品以上がエントリーされていました。値段は100円のものが多かったですね。まとめ買いすると100円均一になります。
3. 受付で欲しい電書と自分の電書ナンバーを告げ、お金を払います。
4. すぐにメールが届きます。そこに、自分が買った電書のダウンロード用URLが並んでいるはず。
5. フォーマットはePub、PDF、Stanzaなど(タイトルによっては対応していないフォーマットがあります)。ファイルには自分のメールアドレスが記入されています。ダウンロード可能な期間は1ヶ月。
6. ファイルをゲットしたら、後は好みのビューアで読むだけ。
会場は大変な賑わいで、立錐の余地もないくらい(上の写真はまだ空いていた時間帯のもので、このあとみるみる人が増え、お店の前にあふれ出してしまいました)。「15冊買ったよ」とか「40冊も買っちゃった」といった声が聞こえてきました。本の山はなくても、たくさんの本がやりとりされていました。
電子書籍だから何から何まで電子的にやらないといけない、というわけでもないことがわかったのが収穫です。場や物が介在する電子書籍という行き方もアリですね。