Electronics

2010.09.30

オープンソースハードウェアサミット基調演説 – Limor "Ladyada" Fried

Text by kanai

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Limor “Ladyada” Fried によるオープンソースハードウェアサミットの基調演説だ。(ビデオ m4v

今(9/23)、ニューヨークのクイーンズにあるWorld Fair Groundsで開かれているOpen Hardware Summitの会場にいる(いい感じでWorld Maker Faireと連携できた)。今朝のLimorのオープニングトークを聞いたDaleは、その様子を携帯電話から彼のブログに書いてくれた。彼はLimorの話からオープンソース精神を非常にうまくまとめている。

オープンソースハードウェアを作ることと、ビジネスで成功することとは別ものだ。真似されることへの恐怖感は、自分のデザインがわざわざ選ばれて真似されたのだという自信に転換できる。オープンソースソフトウェアを作る最大の理由は、その強力なコミュニティにある。我々はコミュニティに貢献しているのだ。自分の作品は、開放されることで成長する。自分が作ったものが、自分を越えて受け継がれていく。Limorは、よりよい技術者になるためにオープンソースハードウェアを作っている。#openhwsummit

Limor Fried leads off at Open Source Hardware Summit(Limor Freidがオープンソースハードウェアサミットの口火を切って講演:英語)
訳者から:Limorはすごーく早口で聞き取りにくいけど、バックにときどき文字が出るから、なんとなくわかります。オープンソースハードウェアなんて馬鹿な考えだけど、子供と同じように他人の釜の飯を食わせたほうが大きく成長するし、社会のためになるという思想というか運動なのだという説明。ビジネスはまた別の話。
– Gareth Branwyn、Phillip Torrone
編集から:この記事は英語版の2つの記事をまとめて1つの記事にしています。
原文(その1)原文(その2)