Electronics

2010.09.22

STM32マイクロコントローラのシンクライアント

Text by kanai

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MIT Media LarのDavid Cranorの記事より:

今年のFAB6カンファレンス用に、Max Lobovskyと私はマイクロコントローラベースのシンクライアントを作った。これは、出力デバイスとしてNTSCのテレビを使う。
NTSCのビデオ信号をすべてハードウェア内で行い、完全な480×240のフレームバッファを持つ。コードはすべてCで書かれている。加えて、簡単、自由にビットマップグラフィックをフレームバッファに描けるように、また、シリアル受信バッファ、キーボードキャラクタバッファにアクセスできるよう記述されている。
これは、私の初めてのSTM32プロジェクトなので、数多くのチップの周辺機器を使えるようにための訓練として、とても楽しめた。カラーは次の目標だ。このイテレーションが白黒なのは、ひとえに「これがデータシートだ。cortex-Mってナニ?」の状態から仕上げるまで1週間しかなかったためだ。
今回のプロジェクトで使用したSTM32は80MHzで動作する。数多くの周辺機器があり、DMA、豊富なRAM/Flash、内蔵シリアルブートローダーを備え、価格は6ドル前後。私はもう二度とAtmegaは使わないだろう。

ソースとボードのファイルもあるよ。
– Becky Stern
原文