2011.01.20
Arduino Uno SMDが届いた
1月8日のArduinoブログで、新しいArduinoボードがリリースされることが発表されました。Arduino Uno SMDです。今日、届いたので、カンタンに変更点をまとめておきましょう。
まず、メインのチップATmega328Pが従来のDIP型から表面実装部品(SMD)に変更されました。これは、DIP型が世界的に不足していることへの対策。DIP型のUnoも生産は続けられるようですが、供給がもう一度安定するまではSMD型が主流になるのかもしれません。ユーザーの立場では、DIPかSMDかを意識する必要はほとんどないと思いますが、もしチップが損傷した場合に、自分で交換するのは難しそうです。
もうひとつの主な変更点は、USBインタフェイスとして機能しているもうひとつのチップATmega8U2をプログラムするためのピンの追加です。DIP版Unoにもパターンは用意されていたんですが、Uno SMDには6本のピンも実装されていて、8U2をいじりたい人に便利な仕様になっています。
先述のブログでは、DIP型ICをはじめとするスルーホール部品が徐々に姿を消していく現状に言及していて、これからはホビイストも表面実装に関するノウハウを共有していくことが重要だね、というようなことが書かれてました。賛成。