2007.04.15
News from the future: DNAインクで印刷
いつか、あなたは本を執筆する。そのときのインクには、あなた自身のDNAが使われている……。MakeのページにMakeチームのDNAがバックアップできる日が待ち遠しい……
東京に本社を置く恒信印刷株式会社は、著者のDNAを含むインクを使うことで、印刷物に対してより強く自分自身を投影できるようにする方法を開発した。
人間の髪の毛や爪(動物でも可能)などのサンプルから著者がDNAを抽出すると、それが印刷工程で特殊なインクに混ぜ込まれる。恒信印刷では、すでに自費出版の自伝にこの手法を取り入れている。表紙のタイトルに、著者のDNAを混ぜ込んだインクが使われるのだ。インクにDNAを混ぜても、外観からはまったくわからないと言うことだ。
Printing with DNA ::: Pink Tentacle – [via] Link & GIGAZINE
編集から:
恒信印刷の社長、吉田和彦氏のブログに開発の経緯などがありました。
関連:
- DNA Hacking – Link
- HOW TO – Get your own DNA – Link
- HOW TO – Extract DNA from anything living – Link
- DIY DNA Explorer Kit – Link
- Art from your DNA… – Link
- Extracting DNA kit & DNA projects – Link
- Coffee shop offers DNA testing – Link
Makeの記事より:
キッチンカウンターDNA研究所 – 生命の設計図を抽出し精製する。『Make』日本語版Vol.2 – 67ページ。
「News from the Future」ニュースレターのお申し込みはこちら (英語) – Link
[原文]