Electronics

2007.12.19

使い捨てカメラのフラッシュをコイントス機に改造

Text by kanai

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Design News(アメリカ版)のGadget Freakが更新された!

ニューヨーク州アルゲニーに済むJoe Groeleは、フラッシュ付きのカメラに少しだけ部品を継ぎ足してコイントス機に改造した。彼はまずフラッシュをストロボに改造し、それを使ってコイルに電流を流し、磁場を発生させた。「磁場を変更するとコインに電流が流れます。これを”エディ電流”と言いますが、それにより反対の磁場が形成されます」とGroeleは説明してくれた。この電流によってコインはコイルからはじき飛ばされる。つまり、コイントスができるというわけだ。
カメラにコイン投げをさせる試みは、なかなかうまくいかなかった。最初はコインがわずかに動く程度だったが、辛い試行錯誤を繰り返して、ようやくコインが飛ぶようになった。なかでも辛かったのは、高圧電気が「痛い」ことを発見したときだという。また、「華奢なプラスティックに穴を開けるときはもっと気をつける」べきだったと振り返る。結果的に、予想していたほど多くのカメラを壊さずに済んだのだが、何度でも普通にコインをトスできる新案を思いついたのは、何台も壊したあとだった。- Link

– Phillip Torrone
[原文]