Electronics

2009.12.16

多色版プリント基板の試み

Text by kanai

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電子部品製造業者にとってはぜんぜん優先度の高い問題じゃないけど、基板を裸のまま使うことが多いハッカーやMakerや実験好きの我々にとって、プリント基板の美観って、結構大きいよね。Seeed Studioは、カラフルハンダマスク版Rainbowduinoで、そこのところをちょっとだけ推し進めてくれた。

どうなるか、誰にも予測がつかなかった。まずは色を並べる方式でスタートしてみた。Rainbowduinoには、関連するピンの周囲をRGBの3色に塗り分けるように色を並べた。その結果は、予想を超えていた。模様は正確に出ている。もっと複雑なパターンでも大丈夫そうだ。再アレンジも問題ないだろう。多色基板はいけそうだ。ただし、不透明の色できっちり塗り分けることだ(色のブレンドは難しいだろう)。

こういうのが、プリント基板製造サービスで、もっと普通になって、お手頃価格で作れるようになると楽しいだろうね。今のところは難しそうだけど、このオープンソースの世界では何が起こるかわからないしね。
Maker Shed より

Seeeduino v1.1
– Collin Cunningham
原文