Crafts

2010.01.29

How-To: ニット引き延ばしセンサー

Text by kanai

Hannah Perner-Wilsonは導電性毛糸を使って引っ張りセンサーを作った。作り方は次のとおり。

筒状に毛糸を編んでいく機械と、導電性毛糸を使って、たった5分で作れる引っ張りセンサーです。センサーの抵抗値は、緩んでいるときで2.5MΩ、いっぱいに引っ張ったときで1KΩです。
引っ張り度の感知は、短い鉄製の繊維をポリエステルに混ぜて撚られた導電性毛糸の特製を利用しています。編まなくても、この毛糸1本を引っ張ったり緩めたりするだけでもセンサーになりますが、とても脆い糸なので、編まないとすぐに切れてしまいます。また、編むことによって、より多くの糸が接することになり、短くしても抵抗値の幅を出すことができます。導電性毛糸を普通の毛糸と混ぜて編むこともできます。この場合、普通の毛糸の太さを変えることで感度を調整できます。太い糸を使うほど、導電性毛糸同士の接触が少なくなり抵抗が増します。さらに毛糸編みは伸び縮みするものなので、より自然なタンジブル・フィードバックが得られます。

彼女はこれを利用して、腕にはめるとLEDが光るブレスレットを作っている。彼女の仲間のBoni Kaufmannは、これを使って運動用のカウンターを作っている。
– Becky Stern
訳者から:彼女が紹介してくれた導電性毛糸を売っている店は plug and Wear 。導電性繊維ものがいろいろある! 知らんかったー!
原文