Fabrication

2010.01.28

MITのフードプリンター

Text by kanai

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Cornucopia: Digital Gastronomy(デジタル美食法)は、MITのFluid Interfaces Groupに属する2人の大学院生によるプロジェクト。目標は、一般消費者でも簡単に使える、食べ物をプリントするマシンだ(先割れスプーンは別売り)。

Cornucopiaは、デジタル世界の汎用性を料理の分野にも広げようというパーソナル食品工場のコンセプトデザインです。早い話が食べ物をプリントする三次元プリンターです。食材の保管、正確な混合、溶着、調理の各レイヤーから構成されています。
Cornucopiaの調理プロセスは、一連の食材容器から始まります。この容器にはユーザーの好みの食材が保管され、冷却されています。食材はパイプを通してミキサーに送られ、入念に混合された食材は抽出ヘッドによって溶着されていきます。溶着の間、食材はCornucopiaの調理室で、あるいはプリントヘッドに装着された加熱冷却パイプによって温めたり冷やしたりできます。
この手法によって、これまでの調理技術では想像もつかなかった味や食感を作り出すことができるだけでなく、食材、品質、栄養価、味など、食べ物のあらゆる要素を完全にコントロールできるようになります。

the Shapeways blogより]
– John Baichtal
原文