Electronics

2010.02.03

別のArduinoにスケッチを描き込むスケッチ

Text by kanai

Georgeは、シリアルケーブルを通して他のArduinoを感知して、それにプログラムを書き込むというArduinoのスケッチを作った。そのデモが上のビデオ。かの有名な “Blink” スケッチのシリアル同期版だ。

これはArduinoスケッチにSTK500プロトコルを実装したものです。STK500はavrdudeやArduino IDEでAVIチップにスケッチを書き込むために使われるプロトコルです。
通常のスケッチ(ビデオでは “BlinkSync” が使われています)は、コンパイル後にIntel Hex形式からCで書かれた(Pythonスクリプトを使用)バイトの羅列に変換されます。これを、目的のArduinoに書き込むデータとしてCopierスケッチに挿入します。
その後、 CopierのスケッチとBlinkSyncのスケッチがスタックされ、もともとのタスクの実行と、そのタスクを別のボードにコピーするというタスクを実行するひとつのスケッチとなります。

クールだね。- ちょっとIlluminato X Machinaプロジェクトのデモみたいだ。あとは、Arduinoに自分のコードを書かせるだけだね。;-]
– Collin Cunningham
原文