2010.02.18
海賊と戦う放水ロボット
ロシアの企業が、消火用と海賊撃退用の両方に使える自動照準式の放水ロボットを販売している。BotJunkieのEvan Ackermanが解説している。
ロボット放水器(船の片側に6門ずつ配置される)は、中央コンピューターで制御され、船に近づく海賊をテレビカメラでキャッチして放水する。ロボットは、1秒間に40リットルの水を放出できる。射程距離は70メートル。これで海賊を水で撃退でき、小さなボートなら沈めることもできる。この防衛技術は、すでに海賊撃退に使われているものだが、本来なら人がホースを使って行う作業をロボットが肩代わりすることで、乗員の安全が保たれる。
心配なのは、海賊が「エレクトロボルト・プラスミッド」を使って一時的に自動制御の放水器を反逆させはしないかってこと。だって、「ラプチャー」のハイドロチューブ技術がベースになってるみたいだし。
[BotJunkieより]
– Sean Michael Ragan
[原文]