カーネギーメロン大学大学院の博士過程に在籍するChris Harrisonが開発したSkinputは、Pravan Mistryの Sixth Senseプロジェクトの変形であることを考慮しておかないと公平とは言えない。とは言え、これには別の技術が使われている。MistryのSixth Senseはオプティカルだけど、Skinputは「まったく新しい、非侵襲性のウェアラブル生物音響センサー」でジェスチャーをトラックする。
人間の体に伝わる音を利用し、皮膚を指入力サーフェイスにする技術Skinputを紹介します。具体的には、指で腕や手を叩くと、体に伝搬する機械的振動を分析してその位置を特定します。この信号は、特別な配列のセンサーを埋め込んだアームバンドで集められます。この方法により、いつでも使えて、自然に持ち運びでき、体を使ったインタラクティブサーフェイスが実現します。この手法の実例を示すために、私たちは、このセンシングと分類システムを応用した実証アプリケーションをいくつか作りました。
Microsoft ResearchのDesney TanとDan Morrisとの共同開発だ。Harrisonは、今年の4月に CHI2010で公式にプレゼンを行う予定。
[Core77より]
– John Baichtal
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/pranav_mistry_the_thrilling_potential_of_sixthsense_technology.html
[原文]