Science

2010.10.22

プログラム可能なブロブ

Text by kanai

Blob Motilityは、流動的なプログラマブル・マターを用いたインタラクションデザインの試みである。粘性をもった流体をインターフェイスとして扱うRheologic Interaction(レオロジック・インタラクション)のコンセプトの第一歩として,我々はpBlob(physical blob)と呼ばれる独自生成したゲル状の磁性流体を用いて,幾何的かつ位相的にその形態をプログラムできる環境を提案する。これにより、ユーザはCGにおけるメタボールのように、有機的な形状の変化を実空間で体験することができる。制御ハードウェアは、ハニカム構造に配置された電磁石によって構成されており、これらの制御によってpBlobの多様な変形とアニメーションを実現する。メタモーフィックな変形を実現する操作言語も合わせて提案する。

[ありがとう、Akira!]
– John Baichtal
編集から:慶応義塾大学脇田玲研究室のプロジェクトです。リンク先には日本語の解説もあります。
原文