2010.11.09
新しいXbox Kinectのオープンソースドライバ開発のための賞金2000ドル・ハッキングコンテスト
新しいXbox Kinectをハックして、オープンソースのドライバを書いて賞金1000ドルをゲットしよう… 最初は1000ドルだったんだけど、マイクロソフトがいい顔しなかったので賞金が倍になった。
オープンソースハードウェアを開発する会社、Adafruit Industriesは、今日発売されたXbox KinectのコードとサンプルをオープンソースライセンスでGitHubにアップした最初の人またはグループに2000ドルの賞金を出す。Kinectセンサーは、フレームレー30Hz、32ビットカラー、VGA解像度(640×480ピクセル)のRGBビデオストリームで映像を出力できる。モノクロのビデオストリームは、16ビットのQVGA解像度(320×240ピクセル、感度は65536階調)で深度の測定に使われる。Kinectセンサーの実用感知距離は1.2~3.5メートル。Adafruitは、このカメラを教育やロボット開発など、Xboxを越えた応用に役立てたいと考えている。
世界中の誰でも参加できる。みんなにもチャンスありだ!
更新情報:CNETから…
賞金を出すことをMicrosoftは歓迎していない。「Microsoftは自社製品の改造を見逃すわけにはいかない」と、Microsoftの広報担当者はCNETに語った「Microsoftでは、Kinectのハードウェアとソフトウェアに、不正改造を防ぐた安全策を何重にも施している。Microsoftは、法的機関や製品安全性監視機関などと密接に協議しながら、これらの安全対策をさらに強化して、Kinectを不正改造しにくい製品にしていく予定だ」
それを聞いてAdafruitは賞金を2倍の2000ドルに引き上げたとさ。
– Phillip Torrone
[原文]