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2011.05.23

家庭のキッチンテーブルからアメリカの製造業が復活する……という記事

Text by kanai

家庭のキッチンテーブルからアメリカ製造業が復活する……という記事
Pt 101017

The Kitchen-Table Industrialists @ NYTimes.com… お馴染みのMakerたちがたくさん紹介されている。これと同じ記事 (印刷板)が、2011年5月15日発売「Sunday Magazine」のMM50ページに『Meet The Makers』というタイトルで掲載される。

1961年にデトロイトに住んでいて、アルフレッド・ヒッチコックの『サイコ』をドライブインシアターで見ていたとしたら、シボレー提供の『American Maker』という映画の30分の予告編を見ていたはずだ。それは、少年が砂の城を作る映像と、「何をおいても、私たちアメリカ人は職人である」というナレーションで始まる。「開発する人、形にする人、組み立てる人が、強さと頭脳と精神を結集し、力を合わせて創造していく」
あれから50年、アメリカの職人は危機に貧している。アメリカの工業界は、中国への輸出品目トップ10に古紙が入る状況だ。原子力関連機器には劣るが、主力の鉄鋼に大差をつけている。製造業の雇用者数はこの10年だけで3割減少し、4万以上の工場が閉鎖に追い込まれている。給料をもらえる「組み立てる人」が減り、失業者が増えているのがアメリカの現状だ。しかし、物を作るというアメリカ人のロマンスは復活の兆しを見せている。近年、自分で作った物を愛用するDIY愛好家のムーブメントが全国規模で高まってきた。こうした冒険的なDIYグループの中には、ハンダ付けやレーザー加工やソフトウェアプログラミングで、あらゆる経済論理を覆して、アメリカ製造業の不振を打開しようと奮闘する人々がいる。彼らはこう主張する。アメリカは再び物を作り始める、なぜなら、これからアメリカ人は、工場だけでなく、自分の家で物を作るようになるからだ。技術的に可能だから、または流行っているからだけでなく、そうすることのほうが環境によく、何より楽しいからだ。
こうした考えが、まったくの夢物語ではない理由に、安くてシンプルでコンパクトな最新の製造機械を、小規模事業者や地方団体やアマチュアの愛好会などでも簡単に手に入れて使えるようになったという技術的背景がある。かつては大きな工場でしか作れなかったものが、今や自宅の地下室でも作れるようになった。またはネットで注文して小口製造させることも可能になった。これらの製造機械があれば、プラスティックのペン立てや眼鏡のフレームからMP3プレイヤーまで、あらゆるものが作れるのだ。

全文(英語)
この記事には書いてなかったから、ボクから Dale と MAKE とMaker Faire のチームに、Maker たちと報道関係者の仲介役をやってくれて感謝します。
– Phillip Torrone
原文