2011.10.06
オープンハードウェアの未来に関するBunnie HuangのOHWS講演
私はOpen Hardware Summitに参加できなかったのだが、Bunnie Huangの講演「オープンハードウェアの本当の時代がこれからなのはなぜか」で語られた展望には刺激を受けた。一個人が技術系大企業と対等に張り合えるようになるという未来予測だ。
現在、オープンハードウェアはひとつのニッチ産業です。ここで私は、小さな企業や個人開発者の力によって大企業が廃業に追い込まれるという傾向に注目しましたが、20年30年後の未来には、パワーバランスを引っ繰り返して、大きな革新をもたらす根本的な転換の流が起こると私は見ています。
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すでに、これからの数十年間にオープンハードウェアの生態系が開花する方向に舞台は定まっています。それには、ある程度の努力とちょっとした幸運が必要ですが。ムーアの法則のスローダウンは避けられません。これが今の技術系大企業には打撃となりますが、同時に、よちよち歩きのオープンハードウェアが根を伸ばし、大きく成長し始めるための好機となります。この機会を掴むには、今のオープンハードウェアの先駆者たちが、文化を育て、未来に向けて拡張可能な、自由で柔軟な規格や商習慣を作り上げることで、その舞台を準備しておく必要があります。
ビデオは公開されてないみたいだけど、要約したブログ記事を読むことができます。Bunnieが使用した OHWS のスライド画像のダウンロードもできます。
– John Baichtal
[原文]