Electronics

2012.03.26

クールなハンドツール

Text by kanai

弟のPatがメールしてくれた。

「アラスカで一人で暮らしていたDick ProennekeのAlone in the Wildernessを見ろ。こっち(フロリダ)は公共放送サービスでたくさん流されてる。彼こそ本物の開拓者だ。1960年代の働くMakerだよ。何でも手作りしてしまう。道具も手作りだ。電気は通じていない。すべてブローニーで撮影している。彼の技術には驚かされるよ!」

私は、彼が道具の持ち手を自作するところが好きだ。Proennekeは、彼が原野に小屋を建てたのは単に「必要だったから」だという。そして、そうすることで自分を試している。下のYouTubeのビデオでは、番組の中の10分間を見ることができる。冬が到来する前に小屋を建てるところだ。

Wikipediaの彼に関する記事

Proennekeは、その後16カ月間、ツインレイクスで暮らし、物資の補給で親戚を訪ねるために一度帰宅している。その後、またツインレイクスに戻り、30年間をそこで過ごした。アメリカ本土へは、家族に会うために数回帰っただけだった。

彼は2003年に死去している。彼のビデオの完全版は、ここで手に入る
原野に住みたいと思ったことはない? 私はある。とくに、 『Call of the Wild(『荒野の呼び声』ジャック・ロンドン)』 を読んだあとだ。しかし、いまだ実現していない。だからDick Proennekeが私の身代わりだ。私は彼の活動のすべてを楽に眺めている。ほんとにすごい。
– Dale Dougherty
原文