2012.08.13
GarduinoがGrowerbotに進化した
Make英語版 Vol.18(Make日本語版ではVol.08)で、Luke IsemanのGarduinoプロジェクトを紹介した。私は、温室の水と光をモニタする方法をずっと探しているので、このプロジェクトが常に気になっていた。正直言って、これまでこのプロジェクトは少々荒削りだった。しかし、Maker Faire Austinで私と知り合いになったLukeは、テキサス州オースティンからサンフランシスコに移り住み、GarduinoをGrowerbotとしてグレードアップさせるプロジェクトをKickstarterで立ち上げた。彼によれば、Growerbot は、「ずっとユーザーフレンドリー」になっているという。
写真撮影:Luke Iseman
Kickstarterの解説によれば、Growerbotは「ソーシャル・ガーデニング・アシスタント」とのことだ。仕様は以下のとおり。
- 内蔵ディスプレイ、エンクロージャ、 そのほか、当然付いているだろうと思われるもの
- 改善されたセンサ: 特定のスペクトルの光、正確な湿度などのデータを収集
- 植物のデータをWi-Fiストリーミング
Lukeが目指すGrowerbotのゴールを、本人は「ガーデニングのゲーミフィケーション」と語っている。彼はまた、「Growerbotは、菜園から生まれるバーチャルな友達と遊びながら現実世界で食糧を育てる役に立ちます」とKickstarterのページに書いている。現在、880ドルを出してくれたバッカーが2人いる。彼らにはGrowerbot Proが贈られる予定だ。バッカーの総数は現在39人。目標の4,000ドルは、あと4日を残して達成した。
ガーデニングをゲーミフィケーションする必要があるのかどうか、ちょっとわからないが、庭や小さな菜園を、安価な技術で管理し、ネットにつなぐという考え方は好きだ。
– Dale Dougherty
[原文]