Electronics

2012.11.16

実物大ミレニアムファルコンを詳細に作る

Text by kanai



すでに開始してから数年間を費やしているプロジェクトだが、テネシーのMakerグループは実物大のミレニアムファルコンを作る計画に乗りだしている。「大丈夫、なんとかまとまるよ」彼らはナッシュビル西部の森の一部を切り開き、そこに作ったファルコンが衛星写真に写る日を楽しみにしている。今は、外装の装甲と内装、とくにコックピットに集中して部品をひとつずつ作っている段階だ。映画で使われた大量の画像や設計図、そしてもちろんオリジナルの三部作を何度も何度も見て(これはリサーチだ)、既製品や手作りの部品を組み合わせて作っている。スイッチを型どりしたり、ビンテージのトライアンフ・スピットファイヤーのハブキャップを外装の装飾に使ったりもしている。
どう控えめに言っても野心的なプロジェクトだ。ここにそのサイズを記しておこう。

  • 全長:114 フィート(約34.2メートル)
  • ビーム(ドッキングリングからドッキングリングまで):81.485 フィート(約24.4メートル)
  • 全高(クアドレーザー砲塔を含まず):24.878 フィート(約7.4メートル)
  • 上部アンテナまでの高さ:30.889 フィート(約9.3メートル)
  • 最低地上高:地面から着陸脚のベイまでの高さ:7.779 フィート(約2.3メートル)
  • 最低地上高:地面からコックピットチューブまでの高さ:13.081フィート(約3.9メートル)

「飛ぶの?」と聞かれる前に答えておくが、「ちょっと無理かも」とMakerたちは言っている

「これは究極の『スター・ウォーズ』の小道具を作るクエストなんだ。1:1スケールの完璧な実物大インテリアを備えた ESB/ANH ハイブリッド型ミレニアムファルコンだよ」

コックピットの細部。

クアドキャノン。

プロジェクトのメンバー、Stinson Lenzによるミレニアムファルコン内部のレンダリング画像。
訳者から:ESBはEmpire Strikes Back、ANHはA New Hopeの略。かっこいいからボクもこれからそう呼ぼう。
– Nick Normal
原文