Maker Faire Tokyo 2012の協賛企業をご紹介します。
今回は株式会社ピーバンドットコム様です。
「パネルdeボード」はプリント基板の国内ネット通販サイトの老舗『P板.com（ピーバンドットコム）』が、新たに開始したサービスです。開発や研究にすぐに使える汎用機能モジュール回路と、ICの評価などに特化したフットプリント変換パターンが、『基板パネル』としてWEB上のデータベースに数種類用意されています。ユーザーの方は、そこから好きなパネルを選択し、ブラウザ上でドラッグ＆ドロップし、自由に並び替えて注文でき、数日後には注文通りの基板を入手することが可能です。これなら、電気回路の勉強を始めた学生から、ソフト開発やデバックに追われるベテランエンジニアまで、アイディアや動機さえあれば、あっという間に「自分だけの試作プリント基板」を実現することができます。
ピーバンドットコムが「パネルdeボード」で描く構想は『知識のプール』です。エンジニアの皆さんが独自に保有している電子回路の知識／アイデア／ノウハウを、この『知識のプール』上で共有することにより、様々なことが可能になると考えています。まず日本の高い技術力の根幹の継続維持が期待できます。そして、技術の根幹を多数の技術者が共有することによって、さらに高い技術力を培うことができるでしょう。また、技術が流出していくままの危機的現状を打破し、その状況を救うことができます。さらに、これからの若き技術者の育成なども視野に入れ、ピーバンドットコムはこのサービスを立ち上げました。
