Maker Faire Tokyo 2014にて展示されたMESH Tag
Maker Faire Tokyo 2014にも出展され、多くの来場者の注目を集めたソニーの「MESH Project」が、Indiegogo上にてクラウドファンディングを開始しました。「MESH」とは「Make」「Experience」「SHare」の3つの言葉が元になったネーミングで、加速度センサー、LED、プッシュボタンといった機能を備え、Bluetooth LEを内蔵した「MESH Tag」と呼ばれるブロックを、「MESH Canvas」と呼ばれるiPadアプリでプログラミングすることで、さまざまなモノを作り出すことができるプラットフォーム。MESH Canvasはいわゆるビジュアルプログラミング環境で、プログラミングになじみのないユーザでも直感的にプログラミングすることが可能です。
Indiegogoのサイトでは、自宅のドアが開いた時にメールを受け取る、ベッドサイドのボタンを押して（あらかじめ用意した）おやすみのメッセージを送信する、雨が降っている時に傘を持っていくようメッセージを送るなど作例が紹介されています。
今回のクラウドファンディングは3月7日まで行われ、目標金額は50,000ドル。本記事執筆時点では20,000ドルを超える資金を集めています。加速度センサー、LED、プッシュボタンの3つのMESH Tagがセットになっている通常119ドルのBasic Setを先着100名まで105ドルで入手することができます。他にもGPIOタグがセットになったAdvanced Setなども用意されています。
