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2016.04.26

1日のスケジュールが一目でわかる壁掛けRaspberry Piディスプレイ

Text by Jeremy S Cook
Translated by kanai

常にスケジュールどおりに動くことは難しい。ままならないものとして、自分の仕事のスケジュールもあり、家族のスケジュールもある。さらに、天気や交通渋滞など、自分ではどうすることもできない事情もあって、物事が混乱する。幸い今は、Googleカレンダーやインターネットの天気予報のようなサービスがそれを助けてくれている。そこで家族全員のスケジュールがひとつのページで見られるよう、Tom Scottは壁掛け式の情報ディスプレイを思いついた。

みんなも思うだろうけど、そのとおり、これが最初ではない。TomはこのInstructablesの記事からヒントを得た。そしてその記事は、この電子壁掛けカレンダーを元にしている。だから、自分でも作ってみたいという人には、情報はたくさんある。

Scottは、使われなくなったHPのディスプレイを使うことにした。これにいろいろなアダプターを使ってRaspberry Pi 2 model Bを接続。全体を木の額縁に収めて、家の壁にかけた。IT業界に17年間も務めているScottにとって、額縁の取り付けがもっとも難しい作業だったというが、なかなかきれいにできている。

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全体のプロジェクトは、数週間作業したり休んだりを繰り返して、10時間から20時間かかった。そのなかには、不慣れな工作や部品の調達の時間も含まれる。本人は出来上がりに満足している。彼も彼の奥さんも、仲良くGoogleカレンダーをシェアできるようになり、冷蔵庫にメモを貼らずに済むようになった。

カレンダーと天気に加えて、バスの時刻表も表示できるのがいいところだ。子どものスクールバスの運転手は、いつも決まった時間に迎えに来てくれるので、21分前から出発までのカウントダウンが自動的に始まり、子どもを急かしてくれる。さらにダメ押しで、Scott の声で「あと5分」と言ってもくれる。(Redditより)

原文