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2017.10.26

単3乾電池で340日間動作するESP8266ワイヤレスセンサー

Text by Takumi Funada

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ESP-8266(ESP-WROOM-02)を使うと、お金をかけずにワイヤレスセンサーデバイスを作ることができます。Arduino IDEやMicroPythonで開発できるから、プログラミングも比較的易しい。でも、実際に動かしてみると気になるのが消費電力。通信時にかなり電気を食うので、電池だけでずっと動くように作ろうとすると工夫が必要です。

そんな工夫の数々を国野亘さんがわかりやすくまとめてくれました。温度センサを実際に作って動かす実験の結果、単4電池3本を使用して連続170日間の動作を確認。単3電池なら倍の340日かそれ以上の連続稼働時間と見積もっています。

ボクにもわかる電子工作 – 乾電池で連続340日間動作するESP8266搭載ワイヤレスセンサ

ポイントはディープスリープによる間欠動作。通信回数を極力減らすことが重要そう。それから、待機電力の小さいレギュレーターと容量大きめのコンデンサの組み合わせも大事なポイントですね。スケッチはGitHubで公開されています。