2018.10.03
YCAMオープンラボ2018 「グッドセンスを育むエデュケーション」10月8日(月・祝)開催
撮影:古屋和臣、写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
YCAM 専門委員/九州大学芸術工学研究院准教授の城一裕さんから、イベントのご案内をいただきました。
山口情報芸術センター[YCAM]では、多岐に渡るYCAM の活動をあらゆる人々に向けて紹介する1年に一度のイベント「YCAMオープンラボ2018:グッドセンスなラボ」を開催します。 YCAMは、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現を生み出すとともに、鑑賞者の好奇心や想像力を刺激する教育プログラムを多数実施してきました。
今年で開館から15周年を迎えるYCAMでは、「良識」や「分別」だけでなく、極端に偏らない柔軟な思考を意味する「中庸」という意味も含む言葉「グッドセンス」をテーマに、事業を展開しています。今回開催する「グッドセンスなラボ」では、2003年の開館以来YCAMのあらゆる活動を支え、特徴づけてきた「ラボ」の機能に着目します。国内外のラボとYCAMスタッフによるトークセッションを軸に、ライブや展示、映画上映など多彩なプログラムを通じて、ラボから生み出される創造性や未来について考えを深める機会を提供します。
このイベントの核心となる3つのトークセッションの一つ、「グッドセンスを育むエデュケーション」では、「今、目指す学びのかたち」をテーマに、世界における参加型ミュージアムの原型とも評されるエクスプロラトリウムからエキシビション・デベロッパーのポール・ダンステップ、「more poetry, less demo(技術的ではなく、より詩的に)」をモットーとするアーティストランの学校 School for Poetic Computation(SFPC)からチェ・テユンを招きます。
その他のセッションでも、ライゾマティクスリサーチの真鍋大度やDentsu Lab Tokyoの菅野薫、ソニーコンピュータサイエンス研究所、アルスエレクトロニカなど、国内外からゲストを招聘し「これからのラボ」の姿を描きます。ぜひ、この機会にご参加ください。
【グッドセンスを育むエデュケーション】
2018年10月8日(月・祝)10:30〜11:45
[ゲスト]
ポール・ダンステップ (エキシビション・デベロッパー, エクスプロラトリウム)
チェ・テユン(アーティスト/エデュケーター/アクティビスト, SFPC)
[モデレーター]
今野恵菜(YCAM 映像エンジニア、デバイス・エンジニア)
城一裕(YCAM 専門委員/九州大学芸術工学研究院准教授)
山岡大地(YCAM エデュケーター)
【特設サイト】
https://special.ycam.jp/openlab/