Electronics

2007.05.16

砂糖電池

Text by kanai

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このバッテリ技術は将来有望みたいだね –

近い将来、携帯電話やiPodはジュースで動くようになるかも。ミズーリ州セントルイス大学の研究者が、ソフトドリンクや木の汁など、実質的にあらゆる砂糖分で駆動する燃料電池を開発した。1回の充填で通常のリチウムイオン電池の3倍から4倍長持ちするということだ。
一般消費者にすれば、今よりもっと長い時間、携帯電話で話をしたり音楽を聴いたりできるようになるということ。この新型電池は、コンピューターを含む数多くのポータブル電子機器に利用できるという。しかも、生分解が可能。彼らの研究結果は、今日、American Chemical Society(米国化学会)の第233回全国会議で発表された。

‘Juiced-up’ Sugar-Fueled Battery Could Power Portable Electronics – Link
訳者から: 英語では、クルマにガソリンを入れたり電気器具に充電するときに「ジュースする」という表現を使うんだよね。だから、この最初の一行は、それを引っかけた駄洒落になってたんだけど、日本語にできませんですいません。こんな正直な翻訳者っていないと思うんだけど……。いや、そんなことより、これものすごく画期的じゃない? 燃料電池の燃料がアルコールとかだと飛行機の持ち込みも難しいけど、コーラでオーケーならバッチリ問題なし。飛行機の中ならタダだし。すごいよ、これ!

[原文]