Electronics

2007.10.03

簡単サムピアノ – HOW TO – ネジ式ラメラフォンを作ろう

Text by kanai

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RPの記事より-

音階のあるパーカッションであり、音響の実験にも使える楽器を簡単に作れる方法を紹介します。カリンバ、ミビラといった名前で知られているサムピアノは、タン、キー、タインなどと呼ばれる細い金属板を振動させて音を出すラメラフォンの一種です。タインの長さで音程を調整します。
通常、サムピアノには、タインがどの長さでも振動できるよう、2つのブリッジと交差するようにタインを大きな力で固定する機構が使われています。またタインには、圧力がどの部分にも均等に伝わり、一定の音が出るよう、同じ材質で同じ厚さのものが使用されます。
ここで紹介する方法はとても単純で、驚くほど自由なものです。本体には、普通では使えないような壊れやすいものや繊細なものを使用でき、タインも、異なる素材のいろいろな形のものを混在させることができ、さらに交換やチューニングも簡単にできます。
こんな実験をしても楽しいでしょう。簡単な端子や治具に、いろいろな材質を固定して音を調べる。どう振動するか、どう共鳴するか、素材の組み合わせで音がどう変わるかを見る。
いろいろ試してみて、お気に入りの組み合わせを見つけてください。

Instant thumb piano – HOW TO – Make a set screw lamellaphone(英語)- Link
訳者から: Ground Barは日本語ではアース棒だけど、日本のアース棒は地面に突き刺す銅の棒なので、ずいぶん違う。Ground Barは、いくつものアース線をここに挟んで、まとめてアースするって仕組みで、日本にはないんだよね。輸入DIY部品を扱ってるサイトで手に入ることがあるので、根気よく探してみてください。
[原文]