MikeはO’Reilly Radarに、OLPCとAmazonのKindleとの比較記事を書いている。これらはまったく別のデバイスなんだけど、O’ReillyのSafari(月払い制の電子ブックサービス)の担当者であるMikeは、ご想像どおり、どちらも本を読むための道具として見ている。
KindleもOLPCもウェブの閲覧ができるようになっているが、KindleはAmazonのライブラリーを見て購入することを目的に作られたものだ。一方、OLPCにはFirefoxが搭載されていて、まさにウェブ閲覧用に作られている。Kindle は、AmazonのWhispernetを使用する。その内容の豊富さには驚くべきものがある。どうしようもなく遅いというわけでもない。私はKindleでGMailを読み、NBA.comでバスケットボールの試合結果を見てみた。ここでちょっとお金の計算。もし、毎月49ドルほどプロバイダーに払うことを考えれば、Kindleを買ってWhispernetを無料で使っても同じことだ。8カ月使えば、その分のプロバイダー料金と比較してKindleの元が取れる計算になる。私には無理な話だが、たまにしかインターネットを使わないライトユーザーなら可能だろう。望むべくは、Experimentalセクションのブラウザが追々改良されることだ。今でも十分に競争力のあるデバイスだが、ここを改良すればAmazonは最強になれる。私はKindleの読みやすさを気に入っている。本体脇に親指を置くと、とても読みやすくなる。私はこの操作にすっかり慣れてしまった。私はソニーの電子ブックリーダーも持っているが、残念ながら、Kindleの直感的な使いやすさと読みやすさには、とうていかなわない。
– OLPC and the Kindle(英語)-[via] Link
– Phillip Torrone
訳者から:日本ではどーも電子ブックってのが、コンピューターのソフトウェアに近い存在でやたら値段が高かったりする。どーゆーわけだろうね。
[原文]