2008.02.12
Peggy – 光るペグボード
Evil Mad Scientist Laboratoriesは “Peggy” を発表した。これはLEDアーティストのための、すばらしいオープンソースのプロジェクトだ。 –
今、LEDを使っていろいろとクールなものが作れるようになったけど、ひとつ足りないものがあった。シンプルさだ。たくさんのLEDを同時に使いたいと思えば、直列と並列の組み合わせや、輝度の調整や、抵抗の計算などに、長時間、頭を悩ませなければならない。初心者だったら、入口のところであっぷあっぷでしょう。もしかして、すでにもう悩んでたりして。
ロゴやシンボルや、好きな8ビットキャラや、”OPEN”とか”ON AIR”なんてサインを窓や壁に掛けた大きなLEDのディスプレイで表示させたいとき、どうする? 普通なら、パネルにLEDを通す穴を開けて、あとは長時間の配線作業といった具合だろう。結果的に、LEDひとつに抵抗ひとつをくっつけてね(裏側を覗いたら、三次元的に入り組んだ配線のごちゃごちゃ)。そして、もしホントにこの直球勝負で組み上げたとしたら、ものすごい電源が必要になる。
もしボクが貴重な時間を費やして、そんなやり方で作り始めたとしたら、たぶん途中で、もっと頭のいいい方法があるはずだと考えるだろう。今の時代、LED工作だって、ほらあの”ネオンブライト”みたいに簡単にできてもいいんじゃない? というわけで私たちは、新しいオープンソースのハードウェアとソフトウェアのデザインを発表いたします。LED工作から、苦しみと複雑さと難しさを取り除くものであります。何百個ものLEDを好きなように並べて光らせることができる、汎用的でパワフルな光るペグボードです。もう抵抗値の計算はいりません。
Evil Mad Scientist Laboratories – “Peggy,” – 光るペグボード式ディスプレイ(英語) Link
– Phillip Torrone
訳者から:フルキットを日本から注文しても95ドル。1万円ちょっとだ。LED は自分で揃えることになってるけど、いいかも!
[原文]