Electronics

2008.07.23

Sturgeon's Mill工場見学

Text by kanai

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カリフォルニア州セバストポールで開かれた今年のO’ReillyのFoo Campでは、多くの人間がSturgeon’s Millの工場見学に参加した。ここはO’Reillyのオフィスからほんの5分ほどのところにある、100年の歴史を誇る蒸気式の製材所だ。実際には1964年に廃業してるんだけど、現在は復元されて、デモンストレーションを定期的に行っている(彼らのウェブサイトでそのスケジュールを見ることができる)。

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とってもいい見学会だった。工場は、背の高いアメリカスギに囲まれ、みずみずしい下生えに、岩の上を流れる小川を従えた小さな谷にある。蒸気機関の汽笛が鳴り、機械が息を吹き返し、職人さんが作業を開始すると、心の底から気分が高揚した。メインのノコギリ(ヘッドリグ)を動かす蒸気機関はAtlasのボイラーとエンジンで構成されている。4台の縁取り鋸は、Souleの2気筒エンジンが動力になっている。

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現役で動いている1924年製Dorrisランバートラック。

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工場のメカもすごいけど、周囲の地面に点在する蒸気機関やさまざまな重機といった錆びにまみれた機材と、それらを動かすための工具などもすばらしかった。上の写真は 1905年製Willamette Steam Donkeyだ。ロバやラバなどの動物(そして小型のトラクター)に代わって働いていた機械だ。
Sturgeon’s Mill
編集から:Foo Campの”FOO”とはFriend of O’Reillyの略で、O’Reillyの周辺にいる人々が特に議題を決めずにディスカッションするためのキャンプです。
原文