2008.09.18
Esquire誌のE-Ink表紙をハック?- 分解写真など
今日、Esquire誌のE-Ink版を手に入れた。たくさん高解像度写真を撮ったから、ここで見てくれ… 低解像度版の写真はここに掲載する。
Maker のための情報:
- プログラミング・ヘッダ 5ピン ISP端子
- PIC 12f629 8ピン フラッシュ、プログラム可能
- リチウム電池 CR2016 6個(各3ボルト)
- E-Inkディスプレイ2面、フレックス接続(高価な接続法だ)。プログラムをし直して別の画面を表示させる目的があるように見える。
- 上の画面は11セグメントに分かれている。下の画面は3セグメント。
- 開発日時は06/04/2008
- プリント基板はForewin社製(中国製?)
- 薄型の2層基板(FR4)
E-Ink関係の作業で協力してくれたLimor Fried に感謝します。
このPICをフラッシュして、セグメントの点滅時間を変えたり、別の画面に切り替えたりといったプログラムの書き換えをしてみたいと考えている諸君も多いだろう。そこでほんのちょっとだけ、ハッキングの方法を教えよう。
それからボクの意見。マスコミや技術の分野では、この表紙にケチを付ける人が大勢いるけど、何だって最初はこんなもんだ。E-Inkを使った雑誌が発売されたことは、ボクはすごくうれしく思う。これが普通になるまでには、あと何十年かかかるだろうけど。そうじゃなきゃ、Kindle(Amazon.comが販売している電子ブックリーダー)が唯一のE-Ink雑誌のままってことになる。
簡単なビデオをどうぞ…
ついに登場。これが実際に動く表紙だ(英語)。
– Phillip Torrone
訳者から:10月に発売されるEsqireの75周年記念限定版の表紙の一部にE-Ink電子ペーパーを使った動的な表示が使われている。ptの言うとおり、ちょっとヘボくても、最初にやるってことがエライよ。
[原文]