2008.09.09
お金の未来
RCA: The Future of Money @ Core77 Beyond the Beyondより。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのインタラクションデザイン学科の学生たちが、物理的な通貨がなくなったあとの、お金のあり方について研究を行った。
現金がどんどん姿を消し、私たちはキャッシュレス社会へと移行しつつあります。現金の取り引きは、闇市場や違法なサービスや物品でのみ見られるようになるでしょう。第三世界の国々にはATMのキャッシングマシはほとんど存在しません。銀行口座を持っている人間も希です。携帯電話が広く普及し、それが財布の役割を果たすようになっていますが、全体的な設計は行われていません。クレジットカードやRFIDカードでの支払いは、巧妙な処理を用いた生のデータをやりとりするシステムです。コーヒーを買うときも自動車を買うときも、基本的には同じです。電子マネーの取り引きにおいては、非常に人間的なやりとり、仕草、習慣などは完全に失われ、無視されてしまいます。
面白いのは、ここで紹介されているほとんどのものは、今すぐにでも Arduinoで作れるってこと。
時間があったら、クレジットカードを通すごとにちょっとずつ空気で膨らむブタさんの貯金箱を作ってみたいな。
– Phillip Torrone
[原文]