Electronics

2008.12.04

ニューヨークピザの自作

Text by kanai

ニューヨーク在住のMaker諸君は、ここで読むのを止めてもいいよ。だけど、もしキミが本物のニューヨークピザで育ったニューヨークっ子で、今は、たとえばロサンゼルスとかに住んでいてニューヨークピザが恋しいと感じているなら、このサイトはキミのためのものだ。
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ニューヨーク生まれでアトランタ在住のJeff Varasanoは、何年もの歳月をかけて、生地の複製法と、自宅のオーブンを430℃まで上げる方法と、完璧なソースとトッピングの作り方を研究してきた。彼のメチャクチャ長いウェブページに、その輝かしい詳細が記録されているので、みんなも試してみることができる。彼のピザの写真を見ると、くしゃくしゃと丸めて、むせび泣きながら、誰かがボクを1983年に引き戻してくれるのを待ちたくなる。我が友、Carloのオヤジさんのピザ屋で一切れ食べるためにね。
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温度がすべての鍵を握る。260℃で15分もかけちゃ、いいピザは焼けない。450℃で2分とかでなくてはいけない。だけど、石窯を備えた家なんて、そう滅多にあるわけない。どうするかって? 電気オーブンの安全装置をハックして、クリーニングサイクルで料理するんだ。これなら通常は約520℃まで上げることができる。かなり危険だけど、やってみる価値はあるだろ? 火災保険には入っておこうね。
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Jeff Varasano’s NY Pizza Recipe(英語)

ほかにも、家でピザを焼く愛好家のページがある。Pizzamaking.comNew York Style forum(英語)をチェックしてみてくれ。
訳者から:ニューヨークのピザ。1切れ(スライス)がでかくて、それだけでお昼ご飯は済んじゃうんだよね。縁はふっくらパリパリだけど、先にいくに従ってソースが染みこんでトロンとしてる。それをお行儀悪くかじる。ボクは庭に石窯を作ろうと考えたこともあるけど、庭が狭すぎて危険だと思ってやめた。でも電気オーブンを改造するのはもっと危険そうだなー。
– John Park
原文