2009.02.18
メビウス回路
Evil Mad Scientist LaboratoriesのLenoreとWindellは、本当の意味での片面回路基板としてこのメビウス回路を作った。素材は水彩画用紙だ。
柔軟性のある基板を作ってくれるサービスはあるけど(めちゃくちゃ高い値段で)、もっとうんと安いDIY版を作ってみた。自分で柔軟な基板を作るときは、いろいろな方法が考えられるが、ボクたちは、基板には紙を、配線には導電性インクを使った。これを作った理由のひとつは、すべての配線を基板の片側の面だけに作ることができ、基板に穴を開ける必要がないことだ(位相的統一性が大きな動機になった)。
回路の内容は、メビウスの輪に沿ってLED連続して点滅するというものにした。そこで、小さめのAVRマイクロコントローラー ATtiny2313を使った。20ピンのチップで、17本の出力ピンが使える。それぞれの出力に赤色LEDをひとつずつ割り当て、電源には3Vの CR2032リチウムコイン電池を使用した。
– Becky Stern
[原文]