Electronics

2009.08.06

Arduinoは宇宙へ!

Text by kanai

arduinoinspace_cc.jpg
Atmospheric Neutral Density Experiment(大気中性密度実験)の試験プログラムの一環として、間もなく打ち上げられるPollux衛星には、学生がArduinoを使って製作したペイロードが搭載される。

Westfield High School加速度計ペイロード:このペイロードには、Atmega16マイクロコントローラーを使用して、VTI Technologies社製のSCA610加速度センサー3個からの電圧を測定します。加速度センサーは、三軸方向の回転を検出することになっています。ソフトウェアはArduinoのソフトウェアを使って開発しました。これを使用することで、C/C++のプログラミングがとても楽になります。
Marshall Academyジャイロスコープペイロード:これもAtmega16マイクロコントローラーとArduinoソフトウェアを使用しています。3つのMelexis MLX90609から、回転速度と温度を収集します。最大12.5rpmの回転速度が計測できるように、75度/秒版が採用されています。
Federation of Galaxy Explorers ジャイロスコープ・ペイロード:これもまたAtmega 16マイクロコントローラーとArduinoソフトウェアを使用しています。ジャイロはAnalog Devices ADXRS401(75 度/秒)です。これには、PNI Corp製のMicroMag3三軸磁気探知機も搭載されています。

(”ATMega16″は”ATMega168″のタイプミスだろうね)このプロジェクトに関する詳細はStensat Groupのサイト(英語)をどうぞ。
Arduino Blogより]
– Collin Cunningham
原文