2010.04.16
チップ交換式のアルゴリズミックシンセ
Niklas Royの “Vektron modular” は、ユニークなスタイルの実験用シンセだ。メインのデバイスは基本的に操作インターフェースとディスプレイだけ。コアは交換可能なチップのほうにある。
このデバイスは、マイクロコントローラーモジュールに保存されたサウンドを鳴らします。このプレゼンテーションで使用したモジュールは、Atmegaファミリーをベースにしています。これに、GCC(Arduino)とBascomでプログラムしました。基本的に、PICやPropellerなど、あらゆるTTLマイクロコントローラーで使うことができます。計算はすべてモジュール内で行い、Vektron自身はその周辺装置を提供するだけなので、まだこの世にないチップでも使えるはずです。
上のビデオのロービットなノイズには好き嫌いがあるかも知れないけど、このモジュール方式には大きな可能性がある。ライブでカートリッジを差し替えるほうが、MacBookのソフトをクリックするより何倍もカッコイイ。
– Collin Cunningham
[原文]