Atariが1979年に出したビデオゲーム「ルナランダー」にインスパイヤされたIain Sharpは、月面着陸40周年を記念して、この美しいlunar landing simulator を作った。
ルナランダーの電子回路は、ATMEL AVRマイクロコントローラがベースになっています。ArduinoをUSBとシリアルの変換ボードとして使うことで、コンピュータとの接続を簡単にしています。すべてのマイクロコントローラは、Arduinoからの共通バスをリッスンしています。回路基板は、ストリップボード(Tripad)にハンドワイヤリングで作りました。ただし、ニキシードライバだけは、ニキシー管のソケットを取り付ける関係でプリント基板を使わなければなりませんでした。なるべく楽をしたい私は、できるかぎり市販のパーツを使っています。AVRソフトウェアには、ちょっと賢いものがあり、それを使えば、ゲームのプレイ中にスピードが変化しても、ステッパーモーターを非常に正確に高速に制御してくれます。
システムの境界は赤外線センサーで検出しています。スイッチを入れると、すべての境界線のキャリブレーションが行われます。後は、ほとんどステッパーモーターのカウントを頼りに着陸船の位置を調整します。これで十分にいける感じです。何時間も運用していますが問題ありません。ステッパーモーターの速度と加速度は、ストールやステップのミスが起きないようにコントロールされます。
詳しくはIainのブログを見てね。
訳者から:こういうゲームあったよなー、東京タワーのゲームセンターとかに。アナログメーターがいいね。
– John Baichtal
[原文]