2011.11.16
Android OpenでSparkFunがIOIO UntetheredとElectric Sheepを公開
数週間前に開かれたAndroid Openの会場では、Mini Maker Faireも同時に開催され、Makerや研究者や学生や企業を目指す人たちによるAndroidベースのプロジェクトが展示された。
なかでもMini Maker Faireで目をひいたのはYtai Ben-TsviのIOIOだ。これは、Open Accessory Development Kit(ADK)より前に作られた Androidのハードウェアアクセサリのキットで、ADKよりも少しだけ使いやすい。なにより、IOIOが対応する電話機の数はADKよりもずっと多く、ADKがAndroid 2.3.4以降対応なのに対してIOIOはなんとG1まで対応する。
つい最近まで、IOIOにもADKが抱えているのと同じ問題があった。Androidデバイスをボードに接続する必要があったことに加えて、デバイスに充電できるだけの十分な電力を供給させる必要があった。
私はMini Maker FaireでYtaiにインタビューを行った。上のビデオを見てもらうとわかるが、この問題がYtaiの驚きのハックによって回避されたのだ。携帯電話器をはずして、あらかじめペアリングしたUSB Bluetoothドングル(パソコンをBluetooth対応にさせるためのものと同じ)をつなぐ。すると、携帯電話と IOIO は対話を開始する。ほんとうに驚きだ。
まだある。SparkFunのAaron Weissが我々だけに、Electric Sheepという新しいAndrood用のADKボードを見せてくれた。これも上のムービーで見られる。5:43あたりからだ。
IOIO Over Bluetooth(英語)
– Brian Jepson
[原文]