Fabrication

2011.12.19

世界最小のV12気筒エンジン

Text by kanai


スペインの職人、Pateloが、手元にあったステンレスとアルミと青銅を使い、孫のSara、 Carmen、Jose、Pabloのために自ら設計して作り上げた超小型のV12気筒エンジン。1200時間以上も費やされた。222本のネジを除く、261個のパーツはすべて彼の手作りだ。エンジンは圧搾空気で回転する。総排気量は12cc、シリンダー径は11.3mm、ストロークは10mm。
製作行程を収めたビデオは10分近くもある長いものだが、ほんとうに驚くべき記録だ。ビデオは4つのパートに分かれている。

  1. 0:10 – コネクションロッドの製作(静止画)
  2. 0:50 – クランクシャフトの製作
  3. 2:28 – 組み立て
  4. 8:05 – 試験運転

運転の様子だけ見たい人は、Part 4をどうぞ。Part 2は小さなクランクシャフトの削りだしと研磨。私がいちばん好きなところだ。[nerdstinkより]
– Sean Michael Ragan
訳者から:とにかく感動。
原文