2012.02.29
Officine Arduino – トリノに生まれたArduino開発センター
Welcome Officine Arduino Torino
先週の金曜日、イタリアのトリノで新しいタイプの会社が創設されました。
Officine Arduino Torinoは、プラットフォームおよびオープンソースハードウェアの開発促進を目的として、Makerspace、Fablab、そしてArduino「オフィス」を合体させた企業です。
Officine Arduinoは、2011年の1年間続いた展示会で、イタリア初のFablabを開いた経験を元に創設されました。私たちはそこで、トロントで活動する地元Makerのコミュニティ、学生、デザイナー、そして私たちのチームと出会いによって生じた建設的なエネルギーを感じることができました。
展示会が終わって私たちが思ったのは、Arduinoが「保育器」となって、私たちの資産や機材を地元のコミュニティと共有できる会社の設立に協力してくれる人材を育ててくれたのだと。幸いなことにToolboxの人々の驚くべき協力も得ることができました(http://www.toolboxoffice.it/)。彼らは使わなくなったフィアットの工場跡を無料で提供してくれたのです。
Officina(オッフィチーナ)とはイタリア語で「ワークショップ」のことです。古くは限られた材料と豊富な創意工夫によって驚くような製品を作り出す小さな企業に対して使われた格式ある呼び名です。
オープンソースハードウェアとソフトウェア、デジタルマニュファクチャリング、Makerカルチャー、実習、オープンデザイン、オルタナティブなビジネスモデル、共同作業、そして素晴らしいコミュニティが結び合わされると、いったい何が生まれ出てくるのか、とても楽しみです。
私たちは、より多くの人が私たちといっしょに楽しい時間を過ごしながら面白いものを作り出せるよう、Officine Arduinoを世界中に設立したいと考えています。トリノは「雛形」です。
トリノを訪れる機会があったら、ぜひOfficineに立ち寄ってください。
PS:トリノでいっしょに働いてくれる次の人材を探しています。PHP開発者、ゲストブロガー、インターン // 電子技師
一月前にArduinoの工場を見学したとき、ArduinoチームのMassimoからこの計画を聞いていた。おめでとう、やったね。まさに、Arduinoは保育器だ。
– Phillip Torrone
[原文]