Fabrication

2012.03.30

北アメリカ手作り自転車ショーの写真

Text by kanai

Evil Dead Bike
ミネアポリスの Peacock Groove Cycles が製作したEvil Dead II トラックバイクは、サクラメントのKris Klimaの目を奪った。[写真:Paul Kitagaki Jr.]
このほど開かれたNorth American Handmade Bicycle Show(北アメリカ手作り自転車ショー)の写真が素晴らしい。ライクラを来てカーボン繊維製フレームにまたがる人たちが多く集まっていたが、同時に、手作り自転車の復活を感じさせるものもあった。かつて手作り自転車は、屈強な老人や職人や美観を求める人たちのものだったが、今は、これまでにない多くの人が参加するようになっている。

今回のショーでは、いくつものグループが活発に融合していた。体にぴったりのライクラではなく街で着やすいウェアを探しに来た固定ギア派の都会の若者たち、軽量化よりも頑丈さがフレームの命と考える長距離ツーリングの愛好家、年々増加する自転車を主要な交通手段とする通勤バイカー、昔ながらの鉄のフレームにこだわる頑固者たち、そして、スピードロードバイクであろうが、ゆっくり街を流す「ツイードライド」用自転車であろうが、とにかく高級な自転車を見たいという自転車好きの人たち。


Don Walker Cyclesの自転車に見入るUrban Velo誌のBrad Quartuccio。サクラメントのNorth American Handmade Bicycle Show にて。[写真:Paul Kitagaki Jr.]

Cherubim Hummingbirdとその製作者、今野真一(左から3人目)と、Phillip Stout (右)とその父、Perry。North American Handmade Bicycle Showにて。[写真:Paul Kitagaki Jr.]
自転車がらみで:

Enthusiasts crowd Sacramento Convention Center for 3-day Handmade Bicycle Show(サクラメントで開かれた3日間の手作り自転車ショーにファンが集結)
– Jake Spurlock
原文