2012.04.17
透過液晶パネルの向こうに仮想現実デスクトップ
MicrosoftのApplied Sciences Group所長、Stevie BathicheがこのGeekWireのビデオの中でこう解説している。「これはバックライトを取り去った液晶パネルですが、ただの液晶ではありません。サムスンが開発した透明度の高いディスプレイです」
かなり安価に、これと同じシステムをDIYできそうな気がする。普通の液晶パネルのバックライトを取り去っただけでは、これほどの透明度はないけど、背景をもっと明るくすればいけるかも。
液晶以外では、2つのKinectが使われている。ひとつはユーザーの頭の位置をトラッキングして、見る角度に合わせてモデルの位置を調整する。もうひとつが、画面の反対側の指の動きを見て、モデルにどんな「操作」を加えているかを判断する。
キーボードもこの画面に入れてしまえる。マウスも必要なくなるから、ゲームはもっと面白くなるだろう。2Dのデスクトップモデルが、特別な3Dインターフェイスに置き換わり、キーボードから手を離して、三次元のメタファーを直接操作できる。このビデオでは、そんなシステムの可能性がまとめられている。[adafruitより]
Desktop of the future? Microsoft tests transparent PC display with Kinect controls
訳者から:仮想現実の映像が手前のスクリーンに映し出されるわけだから、残念ながら老眼には無理だな、と夢のない話。
– Sean Ragan
[原文]