Electronics

2013.05.10

[TECHNOLOGY x MAKER] Maker Confernce Tokyo 2013にIntelが協賛

Text by pr

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2013年6月15日に日本科学未来館にて開催予定の「Maker Conference Tokyo 2013」。Makerを対象としたこのイベントのGold Sponsorをインテル株式会社がつとめることとなりました。同社は、ものづくりに携わる全ての人々をテクノロジーで応援すべく、これまでも世界各地で様々な支援活動を行ってきました。Maker Faire発祥の地、アメリカのフラッグシップイベントである「Maker Faire Bayarea」でも、同社は長らくスポンサーをつとめており、Makerコミュニティと深い関係性を構築しています。

1968年のインテルコーポレーション創業から、同社はありとあらゆる「ものを作ろうとする人たち」へ、さまざまな最新技術を提供することによって、イマジネーションを膨らますきっかけを与え続けています。

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2013年4月12日、Make:Japan Teamは、クリエイター向けのイベントDEXS2013(デザイン エクストリーム セミナー)に協賛としてブースを出展しました。

そこでひときわ注目を集めていたのが、書籍「Making Things See―KinectとProcessingではじめる3Dプログラミング」に掲載されていた、Kinectと3Dスキャナを接続した作例のデモンストレーションです。Processingで記述されたプログラムによって、Kinectで3Dスキャンを行い、Makerbot社のReplicator 2でその場で出力をするというもの。

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このデモンストレーションで活躍していたのが、インテルより発売されている手のひらサイズのPC、NUCです。大きさは10cm×10cm、重量は約500グラム。CPUはCore i3-3217Uが採用されており、一般的な用途であれば何の支障も無く動作します。

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また、この展示に花を添えていたのが、Make:Japan Team特製の「Laser Cutting NUC Case」。FabLab 渋谷の協力の下、アクリル、MDFボード、段ボールの3種類の素材で、Make:Japan TeamオリジナルのNUCケースを制作しました。素材ごとの特性を活かすようなデザインを検討し、レーザーカッターで加工したものです。会場ではMakeのロゴが入ったオリジナルのNUCケースを、たくさんの人が興味深そうに手に取っていました。

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NUCの登場により、小型軽量でなおかつハイパフォーマンスな環境を、これまで以上に手軽に作品に実装することが可能になりました。作品作りへの新たなイマジネーションがかきたてられる人も多いことでしょう。

makezine.jpでは、今後様々なアーティストによるNUCの活用事例をご紹介する「NUC HACK」というシリーズ記事を掲載します。完成作品の一部は、Maker Confernce Tokyo 2013でも展示の予定です。

NUCに関する詳しい情報はこちらから。