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2019.05.01

ニワトリの着物や自作ピンボールマシンなどの初出展者から東京で人気の出展者まで、Maker Faire Kyoto 2019の注目出展者紹介!

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いよいよ今週末、5月4日(土)、5日(日)に開催されるMaker Faire Kyoto 2019の注目出展者を紹介します。まずは、Maker Faire Kyotoで初めて目にすることができる出展者の方から。

Chikimono「鶏のための着物」

鶏のための着物の販売。着物を作っている工程をミシンを使って実演します。実際に鶏に着せてみて、動きやすさや可愛さを見て触って確かめられる展示になっています。

FAR EAST PINBALL「Tabletop Pinball Machine」

卓上サイズのピンボール台とエレメカゲーム機をプレイアブル展示します。ピンボール台はアーケードに置かれるピンボール台の1/3のサイズですが、中身の機構は本物と同じソレノイドを使用している本格ピンボール台です。パーツのモデリングから3Dプリント、回路設計、ソフトウェアまですべて個人製作しました。

谷6Fab「ニンテンドーラボで作った、2人で遊べる海戦ゲーム」

ニンテンドーラボのプログラミング環境「Toy-Conガレージ」を中心に製作した、懐かしの海戦ゲームで2人対戦できるToy-Con(ニンテンドースイッチと組み合わせて遊ぶおもちゃ)です。この作品でニンテンドーラボ公式公募企画「#ラボ作品 コンテスト」にて一般部門金賞を受賞しました。

真広(まひろ)・テクノロジー「自分の理想とする人型ロボットを具現化する」

直動関節を用いた2脚ロボ「TS-00」と女性型ロボット「ST-01」(身長495mm、体重1150g(バッテリ含む))の展示・デモを行います。2体とも一からの設計製作で制御から部品加工・外装製作まで、すべてひとりで行っています。TS-00では直動関節ならではの「歩行動作・外観」を、ST-01では女性型ロボットならではの美しい動作表現を是非ご覧ください。資料と制御装置(ラズパイ+RX)も展示します。

MakeLuna「自動組紐製造機」

日本伝統の工芸品である組紐を自動的に製造する機械です。組み方と配色で無限の模様を生み出す組紐は、日常的に使われる紐に、作り手の個性や感性を自由に反映できる創造的な工芸です。この組紐製造機は、古来の丸台と錘玉を使った手作業を、そのまま、機械が行います。単純な動作の繰返しで、複雑な模様が生み出される様子を楽しめます。今回、自動組紐製造機の実演と組紐作品の販売を行います。

竹田 周平「3Dプリンタを活用した張り子玩具」

3Dプリントと手仕事で制作する張り子玩具です。江戸時代から現代に至るまで、多様な品々が制作されている張り子玩具ですが、それを取り巻く諸般の状況から廃絶へ向かうものも少なくありません。その理由の一つとなる「張り子型」の部分を3Dプリンタで補完することで、廃絶した品の復元や、従来は難しかった造形や製造方法をデザインしています。

実物大・ラジコン木製R2-D2

ほぼ実物大、木製のR2-D2です。ラジコンで動かすことができます。Bluetoothで特徴ある音声を本体の自作スピーカーから出せます。設計図がなく、寸法を取って約3ヶ月かけて制作しました。スターウォーズを演奏するコンサート(大阪、京都、愛知、静岡)に呼ばれ、10回以上ステージに乗っています。終演後のロビーでは、人だかりができます。多くの方にご覧いただきたく、出展をしようと思いました。

当尾oh!BaaaaaZ「変わった形のオリジナルこんにゃく」

木津川市、当尾地区で取れる野菜を中心に様々な加工食品にチャレンジしていますが、今回は新しい形のこんにゃくを作る事にチャレンジ! 3Dプリンタの型がうまく使えるか乞うご期待。

そして、Maker Faire Tokyoではお馴染みの出展者の方もMaker Faire Kyotoに出展します。この機会にぜひ体験してください。

ヒゲキタ「ドーム3D映像」

3D映画では映像が頭上に来ることはない。しかし、プラネタリウムのようなドームスクリーンなら映像は頭上を通り抜け、映像の中に入っていくことができる。圧倒的な飛び出し感と没入感。それがドーム3D映像。しかも作り方は簡単。部屋でも楽しめる。

denha’s channel「『音・光・動き』のガジェッツ、大集合!」

Maker Faireではすっかりおなじみ、ボールコロコロ見ていて飽きない木の機械の「マーブルマシン」 、ガラス封入LEDを使った「スチームパンク風LEDバッジ」、 見た目は普通のダイオード? だけど光っちゃう! レトロフューチャー感がカッコいい「発光ダイオードバッジ」、 短波ラジオをチューニングしている風のサウンドが飛び出す、電波も出なければ拾いもしない謎ガジェット「怪電波野郎」の展示と販売をします。

音楽研究所「ロボットバンド ++」

ロボットバンド++は、音楽演奏ロボット4体に加えて、おみくじロボット、釣りゲームロボットで構成されます。ロボットバンドは、楽器を演奏するロボットと音声合成で歌うロボットで世界の童謡を演奏します。おみくじロボットは、大吉、小吉などを筆で紙に書きます。釣りゲームは、ロボットを操作して円盤上の魚を吊り上げます。また、ペーパークラフトで稼働するロボットバンドと釣りゲームロボットのミニチュアを展示します。

MONO Creator’s Lab「遊べるモビリティ」

数種類の遊べるモビリティを出展します。「extbroom」は箒型モビリティ。まるで魔法の世界のように、箒で自由に走行します。「Exowheel」は外骨格型車椅子。人機一体となり、スピード感ある運転が可能です。「きんとん」は筋斗雲型モビリティ。ふわふわボディで、可愛らしく動きます。色んな乗り物で会場内を自由に走り回ります。


Maker Faire Kyoto 2019のお得な前売券は、ローソンチケットイープラスにて好評発売中(前売:大人 800円、18歳以下 300円、小学校未就学児は無料。なお当日券は大人 1,000円、18歳以下 500円)。お得な前売券をご購入いただいた方には、ラウンドロゴのオリジナルステッカーもプレゼント!

以下は、ご来場の際のお願いです。
・会場内には、駐車場はありません。必ず公共交通機関にてご来場ください。
・会場には、駐輪場を用意しております。自転車での来場は可能です。
・会場と新祝園・祝園駅間のバスの時刻表はこちらをご確認ください。なお、会期中は路線バスの増便も行われます。