Crafts

2010.05.07

TearDropキット – 紙の上にインタラクティブな回路を描く

Text by kanai

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先週、私がいちばん好きな5つの場所のなかのひとつ、MITのメディアラボを訪れた。そこで、いくつかの「ギークシック」なプロジェクトに取り組んでいるhigh-low techグループの人たちの話を聞いた。そのプロジェクトのひとつが、このTearDrop キット。

TearDropは、紙を基板とするコンピューターのクリエイティブで実用的な可能性を探ろうという人のためのツールキットです。紙の上に直接回路を描いて、それがそのまま作動するとしたら、どんなインターフェースを考えますか? エッチングやハンダ付けをしないで、描く方法で回路が作れたら、どんな形になるでしょう。
このキットでは、紙の上にインタラクティブな回路を描くことができます。紙基板のセンサーと作動装置、ユーザーインターフェースのスケッチ、機能と美観を兼ね備えた絵、実際に機能する回路図が含まれます。

Leah Buechleyが、キットのためのLEDの試作品を作っているところを何枚か撮影してきた。LEDと抵抗がレーザーカットしたアクリル板の上に配置されているそうだ。導電性布の層に磁石がリベット留めされていて、LEDの電極に繋がっている。これを着色したウレタンレジンで丸く固めた。硬化すれば、特別な磁性紙に導電性絵の具で描かれた回路に乗せてやると点灯する。リンク先にもっといろんな実験や写真があります。
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LEDとその他のモジュールは、磁性紙のほかに、このグループが開発した大型のインタラクティブな壁 Living Wallでも使える。
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彼らは、エッチングを使ったテキスタイル回路も実験している。砂糖と酢を混ぜたもので、導電性布の銅を溶かしてエッチングをするというものだ。現在は、銅を残す部分に塗る防食剤をいろいろ試しているところだが、蜜蝋のリップバームがいちばんいいそうだ。
– Becky Stern
原文