2007.08.01
複雑な動きをするBEAMボット
Bruce Robinsonのすばらしいアナログロボットが、このMakeブログでまだ一度も紹介されていなかった。彼の “The Application of Human Motor Control Theory to Robotics”と“Learning Robots”という2つの記事を数年前に読んだとき、ボクの情熱は燃え上がった。ボクはよく、BEAM(Biology, Electronics, Aesthetics, and Mechanics)のコンセプトはどこまで発展可能なのかと聞かれる。そんなとき、ボクはこの2つの記事と、Bruceのロボット実験や、BEAM の開発者、Mark Tilden設計による、BEAMの概念を数多く受け継いだWow Weeロボットファミリーのことを教えてやる。”Learning Robots”では、アナログ部品だけを使って、いかにして短期、長期メモリーを作るかが紹介されている。もう何年もサイトが更新されていないのが実に残念なんだけど、彼の興味は、アナログ制御のもっと高いレベルに移行してるみたいだ。
RobinsonのHiderロボット(写真)は、9つのセンサーエレメントを使うことで、光の感知と”恐れ” ……大きな音にビックリして逃げていくという2つの行動を取ることができる。このBEAM techとの共同作業によって、Robinsonは彼独自の”ロボット第一法則”を生み出した。曰く、「複雑な行動の可能性はセンサーの数によって制限される」。
A Dissident’s View of Robotics (a.k.a. Robinson’s Robots) –Link
Hider – Link
関連:
- HOW TO – Build BEAM Vibrobots – Link
- Solarbotics – Link.
- A Beginner’s Guide to BEAM – Link
- BEAM robot – flashing eyes – Link.
MAKE(英語版)の記事より
- Pummer!ロボティック植物のような、テクノ彫刻のような、作って楽しいデスクトップおもちゃ。MAKE Vol.08(英語版) – 84ページ購読者のみなさまは、この記事をデジタル版でご覧いただけます。
訳者から: Pummer! は子供といっしょに電子工作を始めたいお父さんにぴったりのオモチャだよね。
[原文]